Entries from 2006-08-01 to 1 month
昨夜、東京に入った。 今回の機内では、予めiPodに落としておいた小林秀雄講演集を6時間くらい聴きながら来た(講演の合間には深浦八段の名著「最前線物語2」を読んでいた)が、なんかあっと言う間のフライトでよかった。茂木健一郎さんの「脳と仮想」で、小林…
http://www.paburi.com/paburi/publisher/ch/index.shtml で「シリコンバレー精神」電子版が発売になりました。 文庫版まえがきの中で、 そして「シリコンバレー精神」という考え方を提示する「長いあとがき」を基点にし、本書を構成するそれぞれの「手紙」…
1991年9月17日に、Linus Torvaldsが最初に「version 0.01 of Linux」(http://www.linux-aktivaattori.fi/projects/15_year_linux_birthday/)をアップロードしたので、まもなくLinuxは15歳の誕生日を迎える。ということで「Red Herring」誌8月21日号がオープ…
昨日(2006年8月21日)、近藤夫妻としなもんがシリコンバレーに到着。二人は、先月いったんシリコンバレーに来て家探しなどの生活準備をすませ、ツール・ド・信州の運営等のために一時帰国し、このたび、しなもんも連れての引越しということになった。 さっき…
フォーサイト誌8月号「シリコンバレーからの手紙」(119)に書いた「虚をつかれ、感動したビル・ゲイツ「後半生」の選択」 http://www.shinchosha.co.jp/foresight/web_kikaku/u119.html が、ネット上にアップされました。 ・・・・・・・ ゲイツは明言していな…
夏休みの読書。ユダヤ人の歴史〈上巻〉作者: ポールジョンソン,石田友雄,Paul Johnson,阿川尚之,山田恵子,池田潤出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 1999/09メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (8件) を見るユダヤ人の歴史〈下巻〉作者: ポ…
日本時間で15日午後11時頃から、このブログへのアクセスが急増。それ以来、1時間当たり1,000くらいはアクセスがいつもより多い。調べてみると増分のほとんどが、 http://search.yahoo.co.jp/search?p=youtube&fr=top_v2&tid=top_v2&search.x=1 つまり、Yahoo…
グーグルで調べた限り、日本ではあんまり紹介されていないようなので、米国で進行中の「特許審査プロセスをオープン化するプロジェクト: Peer to Patent」について、簡単に紹介しておく。 提唱者はBeth Noveck。New York Law SchoolのAssociate Professor。 …
「河岸忘日抄」を読んでから、堀江敏幸の小説と評論と紀行とエッセイが一体になったような静謐な文章を、好んで読むようになった。 「河岸忘日抄」を読んでいた去年の今頃、「ぐずぐずして何もしないでいられる時間」 http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/200…
寡作な作家の、人生を凝縮したような短編が好きだ。 ダイベックもおそろしく寡作な作家。 スチュアート・ダイベック「冬のショパン」シカゴ育ち (白水Uブックス―海外小説の誘惑 (143))作者: スチュアート・ダイベック,柴田元幸出版社/メーカー: 白水社発売日…
Danさんの「"Crowds"は「みんな」じゃない」 http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50594746.html を読んで、久しぶりに「Wisdom of Crowds」と「「みんなの意見」は案外正しい」をパラパラと眺めてみた。 「Crowdsoucing」で紹介したJeff Howeのブロ…
去年の夏休み、ふと思い立って、短編小説を毎日読んでみようと思った。 長篇小説や短編集ではさすがに毎日一つずつは読めないけれど、短編小説を一つずつなら・・・。それがとてもいいアイデアのように思えた。「短編小説」というカテゴリーをこのブログに作…
先ほど「9/1対談イベント「「シリコンバレーのビジネス風土」と「オープンソースの思想」」の申込みを締め切りました。応募者は231人でした。 これから厳正な抽選で当日参加者50人を選びます(ちなみに僕は抽選に関与しません。知人を思わず特別扱いしてしま…
茂木健一郎さんのブログから、彼の高知での講演会音声をダウンロードして聴いた。 創造性のカギは「脳に隙間を作ること」に尽きるのだそうです。 さて、最近読んで感動した本を二冊、お薦めしておきます。専門と関係ない本でも読んで、ぜひ脳に隙間を作って…
“ことば”の仕事作者: 仲俣暁生,大野純一出版社/メーカー: 原書房発売日: 2006/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 56回この商品を含むブログ (43件) を見る小熊英二インタビュー 何年間か教えてきてわかったことは、とくに学部の一年生などは、必ずしも…
「新潮45」誌8月号「こんなに快適「小菅ヒルズライフ」」 私が収容されていた独房の両隣はいずれも確定死刑囚だったが、二人はどうしているのかと思うと、保釈され外界で、自由を拘束されずに生活をしている自分が生きている時間を無駄にしているのではない…
アマゾン、紀伊国屋Book Webともに在庫が入ったようです。シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土 (ちくま文庫)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/08/10メディア: 文庫購入: 25人 クリック: 263回この商品を含むブログ (241件) …
「群衆の叡知」(Wisdom of Crowds)を利用し価値を創出する行為に、これまでは「これだ!」という名がついていなかった。 「ウェブ進化論」第五章「オープンソース現象とマス・コラボレーション」の中でも議論した「群衆の叡知」に関わる大きな流れを、企業や…
シリコンバレー精神について講演するときに使うスライドを一枚、公開しておきます。 このスライドを使いながらこれまでに何回も話をし、質疑応答を幾度となく繰り返した経験も踏まえ、拙著「シリコンバレー精神」の中では、シリコンバレー精神をこんなふうに…
今日は、本をスキャンする技術(機械)にもの凄く詳しい若い友人と、久しぶりにランチを一緒にして楽しいひと時を過ごした。Google Book Search、Internet Archiveをはじめ、世界中の図書館に眠っている本たち、つまり人類の過去の叡知を、どんどんスキャンし…
8月2日(水)、3日(木)と「経済最前線」で「Web 2.0」特集が組まれます。その番組の後編で(3日の木曜日)、インタビュー映像が5分くらい放映される予定です。
2006年9月1日(金)夜、東京で、対談イベント:「「シリコンバレーのビジネス風土」と「オープンソースの思想」」を開催します。8月10日頃から書店に並ぶ拙著「シリコンバレー精神」(ちくま文庫)の刊行を記念したイベントでもありますが、本ブログ読者との「さ…