Entries from 2007-01-01 to 1 year

佐藤康光棋聖とのお正月対談(産経新聞)

産経新聞元旦紙面用の佐藤康光棋聖との対談が、ネット上でも読めるようアップされました。 【正月対談】梅田望夫氏VS佐藤康光棋聖(1) 【正月対談】梅田望夫氏VS佐藤康光棋聖(2) これが、産経新聞元旦の紙面と全く同じものです。 加えて、 MSN産…

ちょっとした贅沢をした。金子金五郎、再び。

今年の一月から四月にかけて、何度か金子金五郎について取り上げた。 出でよ、平成の金子金五郎(=将棋解説者) 無限から有限へのマッピング: ものを書くということ 金子金五郎の将棋解説の真髄とは何か 昭和の名稿「金子教室」 今年一年間、たくさんの棋譜を…

書かれなかった物語(の一部)

中央公論一月号に掲載された「著者に聞く」に加え、紙面の関係で雑誌には掲載されなかった「書かれなかった物語(の一部)」(Web版付録)が、あわせて中央公論ウェブ版となって公開されました。 「梅田望夫、『ウェブ時代をゆく』を語る」 です。 実は、『ウェ…

「負けられない」戦いこそが感動を呼ぶ

第66期A級順位戦六回戦、▲谷川浩司九段−△佐藤康光二冠を早朝からネット観戦。 結果は谷川勝ち。ここまで五連敗の佐藤二冠、一勝四敗の谷川九段。これは誰も予想できなかった推移である。二人の不世出の名棋士の「負けられない」戦いに今日は大きな注目が集ま…

今年いちばん哀しかった瞬間、そしていちばん嬉しかったこと

11月20日(火)、その夕方の便で帰国するという日本出張の最後の日。午前中の最後の予定(早稲田大学法科大学院での特別講義)を終えて、ホテルに戻ってメールを開くと、こんな言葉が妻から。 もう仕事はだいたい終わったのかな? ジャックは残念ながら、がんで…

勝又六段の素晴らしい自戦記

名著「最新戦法の話」(勝又清和著 浅川書房)の著者、勝又六段の自戦記が素晴らしかった。 この人は本当に文章がうまい。構成力にすぐれているだけでなく、自戦記の味、つまり将棋を指した当事者でなければわからない感覚をうまく言葉に表現している。構成力…

映像作品「クオリア原理主義」

茂木健一郎さんの脳科学についての本を読み、彼の講演を聞いたことがある人は、この映像作品は面白く見られるはず。よくできていて、けっこう笑った(茂木さんと会って話をしたことがある人は必見)。 茂木研究室が年に一回開催する「作品」の上演コンペで優勝…

ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る

平野啓一郎さんから「読んでみるといい」と薦められて、本書の存在を知った。 さっそく取り寄せて読んだ。二年半前に早稲田大学で、二日間にわたって行われた講義録である。いろいろな意味でじつに面白い本であった。リアル書店でどのくらい盛り上がっている…

17局も同時は多すぎる。

今日は四時起きで、B1とB2の順位戦のネット観戦中。なのだが、しかし17局も同時というのは観る側からすると多すぎる。B1とB2はできれば別の日にやってほしいな。 追記。 はてなブックマークのコメント(takodoriという人)に 梅田氏は、上位の将棋しか興味がな…

羽生二冠、1,000勝なるか--> 祝・史上最速での1,000勝達成

当地の朝5時からA級順位戦、羽生二冠対久保八段戦をネット観戦中。 羽生勝てば通算1,000勝。 ゴキゲン中飛車から、後手(久保)が8八に角を成りこみ、先手(羽生)が2一に飛車を成りこむという超急戦の最高に面白い将棋。 渡辺明「頭脳勝負」(ちくま新書)で紹介…

「これは名局」(はてなハイクで遊ぼう)

はてなの新サービス「はてなハイク」に「これは名局」というキーワードを用意しました。誰でも読めますし、はてなidさえ持っていれば、このキーワードに対して簡単に何でも書き込めます。「これは名局」と思う将棋についての情報を、ここで簡単にシェアでき…

読売新聞(12/9)に茂木健一郎さんの書評が掲載されました。

茂木さんが書いてくださった書評は、いずれウェブでも読めるようになると思うので、そのときにまた改めてお知らせします。

中央公論「著者に聞く」、文藝春秋「黄金世代の勉強術」特集

12月10日発売の「中央公論」一月号「著者に聞く」欄で、インタビュー記事が掲載されています。 ――・・・・・・なぜ『ウェブ進化論2』を書かれなかったのでしょうか。 梅田『ウェブ進化論』を発表した後、多くの編集者から、「一つのカテゴリーを創造しまし…

[ウェブ時代をゆく」茂木健一郎さんによる書評「新たな維新への覚悟は」

日曜日の読売新聞に掲載された茂木さんによる書評 「新たな維新への覚悟は」 がネット上でも読めるようになりました。

ウェブ・リテラシーを身につける方法

最近、当社のメンバーを中心にネット上で面白いことをやろうという企画が盛り上がっています。 そんな最中、「ウェブ時代をゆく」が発売され、全員が読みました。その結果、ウェブ・リテラシーがメンバーの中で最も高い私に、「梅田さんの言う、ウェブ・リテ…

梅田望夫×まつもとゆきひろ対談「ウェブ時代をひらく新しい仕事,新しい生き方」(後編)

「オープンソースが成し遂げたものづくりやコミュニティのような,小さくても確実な幸福感が得られるような場所が,よりよく生きたいと思っている人たちの数だけ,ネットの上にできたらいいな」(梅田氏)。「僕が追求するのはオープンソースであるかどうか…

梅田望夫×まつもとゆきひろ対談「ウェブ時代をひらく新しい仕事,新しい生き方」(前編)

まつもとゆきひろの起こした小さな奇跡---梅田望夫氏の著書「ウェブ時代をゆく」の中の節のタイトルである。「時代の巨大な変化の中で個人がどう生きるべきか」をテーマにしたというこの本の中で,Rubyを生み「オープンソースで飯を食う」生き方を実践するま…

第6回シリコンバレーツアーの募集開始

2008年3月6-9日に開催されるJTPA第6回シリコンバレーツアーの募集が始まりました。 募集対象: 日本在住の大学生・大学院生・高専生そして若手社会人で、テクノロジー業界でのグローバルなキャリア構築を志向する方。 募集人数: 20名 募集期間: 2007年12月…

法科大学院での特別講義

東京滞在最後の日の午前中、夕方の便でサンフランシスコに戻る直前ですが、早稲田大学法科大学院(ロースクール)で特別講義なるものを初めてやりました。 友人の弁護士(シリコンバレーのローファームで彼が働いていたときに家族ぐるみで付き合っていた)が持っ…

インタビュー記事ふたつ

11月25日(日)の産経新聞と毎日新聞に「ウェブ時代をゆく」著者インタビュー記事が、それぞれ掲載されました。産経のほうはウェブ上でも読めます。 写真は雄弁だなと思います。産経新聞に掲載されたこの写真は、将棋の佐藤康光棋聖との対談中に撮影されたもの…

毎日新聞のインタビューもウェブ上で

毎日新聞のインタビュー記事のほうもウェブ上で読めるようになりました。

「本が本屋さんにない」という感想について

「ウェブ時代をゆく」を買いに行ったのに本屋になかった、別の本屋に行ってもなかった、という感想をたぶん地方の方だと思うのですが、よく読みます。せっかく買いに行ってくださったのにと、ありがたく、そして申し訳なく思いますが、なかなか難しいですね…

ウェブ上に最新の最高の手術指導書が構築できる

本を書き、その感想を読み続けることで、毎日僕は、本当にたくさんのことを学んでいる。そのすべてをとてもではないがこのブログで紹介できないのだが、今日はid:wada-san(外科医)のブログ「「ウェブ時代をゆく」から考えたこと」をご紹介したい。 「自分の…

過密スケジュールの合間の素晴らしいひと時

こんな過密スケジュールは過去になかったというほどの東京での八泊九日を何とか乗り切り(本当にギリギリだった)、昨日帰国した。リアル世界での時間の流れでいえば、丸善での講演は過去にない経験だった。抄録やCNET記事もすごいスピードでウェブ上に上がり…

丸善での講演会の内容全部が公開されました

いまホテルに戻ってびっくり。CNET Japanの永井美智子記者の前編、後編にまたがる長文記事がアップされていました。一時間半(質疑応答も含め)の講演会の内容が、ほとんど僕がしゃべったそのままに文章化されています。 この記事を書くの、大変だったろうなあ…

2008年3月もシリコンバレーツアーをやります

もちろん僕も参加します。

メイキング・オブ『ウェブ時代をゆく』

昨日、丸善でおこなった講演会&サイン会の抄録ができました。 メイキング・オブ『ウェブ時代をゆく』 けっこうたっぷりとある内容です。どうぞご一読ください。

「ウェブ時代をゆく」が四コママンガに

「勢川びきのX記:4コマブログ」より。Thanks!

「ウェブ時代をゆく」いよいよ発売です。

一部の書店の店頭には昨日から並び始めているようですが、11月6日から全国書店に並ぶはずです。どうぞ手に取って眺めてみてください。大型書店にはこんなポップと共に並んでいるかもしれません。 発売に先立っていくつかの書評が出ています。 読んでいただい…

「頭脳勝負 将棋の世界」(渡辺明著 ちくま新書)

来週火曜日(11月6日)頃から「頭脳勝負」という将棋の渡辺明竜王の本が書店に並ぶ。まだ書店に並んでいない本について書くのには理由がある。じつは僕がこの本の「帯」にひとことコメントを寄せているからなのである。 ゲラ段階で本書を読み、これは本当に素…