夏休みにお薦めの本、二冊。
茂木健一郎さんのブログから、彼の高知での講演会音声をダウンロードして聴いた。
創造性のカギは「脳に隙間を作ること」に尽きるのだそうです。
さて、最近読んで感動した本を二冊、お薦めしておきます。専門と関係ない本でも読んで、ぜひ脳に隙間を作ってください。
- 作者: カズオイシグロ
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/04/22
- メディア: 単行本
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Never Let Me Go (Vintage International)
- 作者: Kazuo Ishiguro
- 出版社/メーカー: Vintage
- 発売日: 2006/03/14
- メディア: ペーパーバック
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もう一冊は、
- 作者: 佐藤優
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/05/30
- メディア: 単行本
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日本外交きってのインテリジェンス(情報収集・分析・評価)のプロ「佐藤優」はいかに誕生したか−。その秘密のベールを佐藤氏自らが脱いでくれた。ソ連帝国の崩壊をピークとする激動の中で、若き外交官が幾多の情報源と運命的に出会い、膨大な人脈を築いていく。その濃密な交流描写は圧巻に次ぐ圧巻だ。
著者・佐藤優は自著について8月1日の毎日新聞夕刊でこう語る。
「この本は(新約聖書の)使徒言行録がモデル。登場人物はみな、ソ連あるいはロシアと真剣に向き合い、ある瞬間には、それに命を投げ出してもいいと思った人たちだ」
ただ僕は、この本は「青春小説」として読まれるべき本だと思った。「ソ連崩壊」にも「外交」にも「情報」にも興味がない人でも、この本からいろいろなことを感じることだろう。