Entries from 2008-06-01 to 1 month
(1) 時代観――無限の選択肢のある時代 僕が大学を出たのは今から25年前の1983年です。1983年に大学を卒業する人と、2008年に大学を卒業する人とでは、全く違う人生が広がります。おそらく、さらに25年後に大学を卒業する、みなさんの息子や娘の世代も、まった…
古書店で昭和17年刊行の「将棋錬成 名局を語る」(金子金五郎著)を入手して読み始めたが、じつに面白い。 金子金五郎、四十歳のときの作品である。 「私塾のすすめ」の座右の書三冊というコラムの中でも書いたように、金子はこのあと、昭和二十五年(48歳)から…
6月23日付け産経新聞朝刊一面に寄稿した、「量が質に転化する瞬間」という文章が、ネット上でも読めるようになりました。羽生善治十九世名人(永世名人)の誕生を記念して書きました。 http://sankei.jp.msn.com/culture/shogi/080623/shg0806230330000-n1.htm…
6月21日付け産経新聞朝刊文化面に寄稿した、棋聖戦「孤独な営為に深い感動」という文章が、ネット上でも読めるようになりました。 http://sankei.jp.msn.com/culture/shogi/080621/shg0806210815000-n1.htm ・・・・・・ 午前9時の対局開始から午後7時16…
渡辺竜王のブログ、遠山四段のブログ、ものぐさ将棋観戦ブログなどで、ご紹介いただきましたが、概ね好評で、ほっとしています。頑張った甲斐がありました。 なにぶんリアルタイムで書かなければならず、長い時間をかけて書くと観戦ができないというジレンマ…
昨日の一時半東京駅上越新幹線ホーム集合で、二人の対局者ともども、新潟市高島屋にやってきました。 棋聖位七連覇を目指す佐藤康光棋聖・棋王も、挑戦者の羽生善治王座・王将も、気力充実、元気いっぱいの様子で、今日これから始まる大熱戦が楽しみです。 …
佐藤康光棋聖・棋王に、羽生善治王将・王座が挑戦する今年の棋聖戦。 第一局が6月11日(水)に開幕します。 来週は丸々一週間休暇を取って、土曜日にシリコンバレーから日本に飛び、その日だけの「特別観戦記者」として、第一局が行われる新潟市「高島屋」に行…