Entries from 2004-06-01 to 1 day

五番勝負 第3局 先▲羽生善治 名人 △深浦康市 選手権者 http://www.asahi.com/shougi/open22/5ban3/index.html 「「横歩取り3連戦」となって控室も沸いた。アマチュアにはまねのむずかしい定跡なので、食わず嫌いの人も多い。「個性が見られない」とか「対…

高橋和「目を見張る進歩」 http://hobby.nikkei.co.jp/shogi/yamato/ 「コンピューター将棋は近年、目覚しい進歩を遂げている。毎年のように全体のレベルが底上げされ、現在ではアマチュア4段の実力とまで言われるようになった。(略) このペースでいくと数…

将棋世界2004年5月号「棋士たちの真情・森下卓九段」 「二十七歳から三十五歳までは将棋に集中しなければならないと思ってもどうしても出来なかった。(略) ただ心境や環境の変化があって、将棋がおろそかになっていた時期が長かったのは残念です。世紀末でも…

勝手に将棋トピックス http://d.hatena.ne.jp/mozuyama/20040507 「本日行われた朝日オープン選手権第4局▲深浦康市朝日オープン選手権者 対△羽生善治名人の対局は、123手で先手の勝ちでした。」 「先手の快勝譜かと思ったのですが、何と106手目で△8七歩では…

若島正「乱視読者の帰還」より 「「純粋なるもの」は、羽生名人を筆頭にして、現在の将棋界を支える若き俊英たちの将棋に賭ける思いを、プロ八段の島朗がニュージャーナリズムの手法を用いて活写した。図面も棋譜もまったく出てこない将棋本である。そこには…

王座戦観戦記by河口俊彦(先崎・青野戦第一譜、日経米州国際版5月8日付) 「今はほとんどの棋士が対局に専念している。昔は稽古も重要な仕事だったが、時世が変り、稽古がすくなくなってしまった。 ある若手棋士が「将棋界でいちばん偉いのは、外部から仕事を…

深浦康市八段インタビュー(日経)より http://hobby.nikkei.co.jp/shogi/kaiken/ 「現在の将棋界では確かに、事前の研究がかなりのウエートを占めています。戦型によっては、事前の研究で100%近く勝負が決まってしまうことも事実です。ただ、そればっかりで…

第22回朝日オープン将棋選手権 観戦記 準決勝第2局【第2譜】(27〜42手) 先▲羽生善治 名人 △郷田真隆 九段 http://www.asahi.com/shougi/open22/semifinal02/02.html 「解説の島朗八段は、「調子自体は悪くないと思う。ただ、最近の少しひねくれた…

将棋世界4月号「現代に生きる大山振り飛車」より 「大山が初めてこの手(棒銀対策の決定版とも言われる4二金)を指したのは、昭和46年の対中原戦だ。それが、プロ棋士の間ではっきり有力な作戦だと認識されたのは平成5年前後のことだという。(略) 大山は死ぬま…

島朗「王座戦観戦記3/25分」より 「鎧=実力以外にも相手に対局中不安感を与える神器、と彼は定義している。盤上技術と同じくらい、長くプロの世界で生きていくには不可欠の要素だ。実力が伸びているにもかかわらず結果が出せない現象は、棋界では頻出する。…

初手スペシャル(「勝手に将棋トピックス」より知る) http://www.kansai-shogi.com/webmagazine/2-2.htm 「可能な指し手の選択肢は30」 (1)▲7六歩と(2)▲2六歩以外の手としては、(3)▲5六歩、(4)▲9六歩、(5)▲1六歩、(6)▲3六歩、(7)▲6六歩、(8)▲8六歩、(…

将棋年鑑序盤四手チャート http://member.nifty.ne.jp/tanwww/chart.html 平成14年度【圧縮版】手順違い同一局面となるものを合算、一部手順を三手目の数字で統一、対局数の少ない一部手順を省略。 76歩34歩からは5パターン。(対局シェア52.6%) 76歩34歩26歩…

王座戦・川上猛対松本佳介戦(島朗観戦記) 「最近の対局で珍しくないのは、午前中に形勢が傾く、あるいは敗着が出る場合があること。後から考えると形勢を悪くした原因がさかのぼって研究されていくためだ。積極的な後手の4四銀に対して、松本の8八玉が「敗因…

王座戦・川上猛対松本佳介戦(島朗観戦記) 「自然を愛する松本は、数年前から東北と北関東の境に位置する、一人の城を別宅としている。最寄の駅は無人駅。(略) そしてひたすら自然の中で過ごす。将棋の研究をしたり、ゆっくりコーヒーをサイフォンでいれたり…

序盤の分類: 先後それぞれの初手による分類 http://www.kansai-shogi.com/senpou/matome.htm

順位戦解説会in経堂 《島朗八段&森下卓八段による今期順位戦熱戦譜の徹底解説》 http://shogi-pineapple.com/ 「数多く行われる対局のうち、新聞に掲載される将棋はごく一部。埋もれた名局のなかから熱戦譜を島、森下両先生が大盤にて徹底解説を行います。」…

森内俊之「矢倉3七銀分析(上)」。(下)はいつ出るのかな。 「私は数年前から西洋将棋といわれるチェスに興味を持っているが、チェスの世界のことを知るにつれ、体系化されたオープニング・システム(序盤戦術)に感心するようになった。そして自分でもそのよう…

羽生善治インタビュー(日経ネットに日経新聞より転載される) http://hobby.nikkei.co.jp/shogi/kaiken/ 「実戦で若い人の感覚を理解できればと考えていましたが、実際、得るものも多く、それを自分の中でうまく吸収できればと思っています。」 「今の将棋界…

第22回朝日オープン将棋選手権本戦第13局 先▲中原誠永世十段△北浜健介七段 http://www.asahi.com/shougi/open22/k-honsen13-1.html も、いま日経新聞に連載されている王座戦の屋敷・橋本戦も、とても面白い将棋だと思う。でもその面白さを観戦記は伝え切…

一昨日のエントリーが神崎七段の「ある棋士の日常」(1/25)で取り上げられた。 http://www2.diary.ne.jp/user/53924/ 「読んだ後に「長考」した文章: 読んだ後、しばらくは、長考。試験的なアイディアや手筋も浮かぶ。無償や有償にて棋譜を公開する作業にたず…

前の「雑記帳」との連続性を保つために、「将棋の棋譜と観戦記」に関する過去エントリーをまとめて再掲しておく。 第22回朝日オープン将棋選手権 観戦記 本戦第11局 ▲橋本崇載四段△森内俊之竜王 http://www.asahi.com/shougi/open22/k-honsen11-1.html …