Entries from 2008-06-28 to 1 day

「将棋を観る」啓蒙に人生を賭けた金子金五郎の原点

古書店で昭和17年刊行の「将棋錬成 名局を語る」(金子金五郎著)を入手して読み始めたが、じつに面白い。 金子金五郎、四十歳のときの作品である。 「私塾のすすめ」の座右の書三冊というコラムの中でも書いたように、金子はこのあと、昭和二十五年(48歳)から…