やめることを先に考えよう・2006年末バージョン

昨年末(2005年12月28日)、「やめることを先に考えよう」という短い文章
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20051228/p4
を書いたのだが、いまだにこのエントリーにはけっこうアクセスがある。共感していただけた方が多かったのではないかと思う。
皆、年の瀬から新年にかけて、来年こそは・・・、今年こそは・・・と抱負や目標を考えるわけだが、たいていは実現できないまま月日が過ぎていく。それは「やる」ことばかりを挙げて、「やめる」ことを挙げないからじゃないか、という話である。
さて僕は、2007年には無理だが、2008-2011年のどこかで最低一年間の長期休暇(サバティカル)をとる決心をした。
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20061219/p1
今までした「やめること」関連の決心のなかではいちばん重い。何せ最低一年間は、仕事を全部やめちゃうわけだから。
ということは、逆算して2007年の「やめること」は自然に決まってくる。
「長期(複数年)にわたるコミットメントを必要とする新しい仕事はすべて断る」
ということである。
難しいことだが、これを貫徹しないと、サバティカルなど、いつになっても取れないからである。
最近忙しくなってしまってつくづく思うのだが、してしまった約束をギリギリになって断るのは本当につらくて嫌なことだ。約束をしてしまえば、その約束を前提にいろいろなことが動き出す。断るとかかる迷惑が本当に大きくなる。
「できるだけ約束をしない」
というのも、来年の目標にしておこう。