江島健太郎・平野啓一郎バトル

前エントリーでちょっとご紹介した平野コメント
http://blog.japan.cnet.com/mt/mt-comments.cgi?entry_id=2805
を受けて、江島さんが「平野氏からのコメントへの返信」
http://blog.japan.cnet.com/kenn/archives/002817.html
というまたまた凄く勢いのある文章を書いた。
ここで終わりかなと思ったら再びコメント欄に平野さんが長文を寄せている。
http://blog.japan.cnet.com/mt/mt-comments.cgi?entry_id=2817
江島さんとIMで話したら「いやぁ、平野とはいつもあんな調子なんですよ」とのこと。いい友達同士だなぁ。
平野さんは文壇では、こういう本音たっぷりの過激な往復書簡なんて畏れ多くて、という感じの存在になっているから、こんな面白いやり取りは本当にネットならではだなぁ。

てめーもブログ書けよ、こんな言葉を揮発させてしまうなんてもったいねー。(笑)

でも、文壇っていうギョーカイで若くして成功してしまったことは、もしかしてちょっと可哀想な境遇なのかも知れない、と思うことが、たまーにあるのね。いや、別にジェラシーとかじゃなくてよ。。。マジで。だって、あまりにもレベルの低い周囲との戦いを余儀なくされてるじゃん。あ、こんなこと言っちゃっていいんだっけかな。。。まぁいいや。

なんて平野さんに向かって言える雰囲気なんて文壇にはないもんね。素晴らしい。
なんとDanさんも場外から乱入しました。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50492257.html
Danさんいつも通りいいことをおっしゃっています。
江島さんが平野さんを慮って「ただ、いつも気になってたんだけど、そこで「匿名性」そのものをダイレクトに槍玉に挙げるのはアプローチとしては得策ではないというか、少なくともミスリーディングだと思うよ。その反発エネルギーが社会に対して向かうのではなくて、平野に対して跳ね返ってきがちだから。」と書いた部分に対して、

他ならとにかく、これは大きなお世話じゃないの。その反発エネルギーを受けて立つという前提が平野さんにはあるようだし。匿名性を槍玉にあげといて、名無しの返り血が怖いって言うんじゃそれこそ弱者じゃん。平野さんがますます返り血に染まることをいじわるく期待してます。

僕もこの部分はDanさんと同感でした。

せっかくなんで、あと半往復か、一往復くらいしますか。
例によって、私信のように。

とコメント欄冒頭で平野さんが書いているのでまだまだ先がありそう。楽しみですね。