古典の新訳

プルースト失われた時を求めて」を読み始めた。

抄訳版 失われた時を求めて 1 (集英社文庫)

抄訳版 失われた時を求めて 1 (集英社文庫)

鈴木道彦の新訳版のそれも抄訳からというまさに初心者コースなのであるが、いやいや本当に面白い。旅行中は暇があれば読んでいたがぜんぜん進まない。
そんな話を東京で友人にしていたら、
「最近は古典の新訳がいろいろ出てどれもいい」(友人)
「そうですね。カフカ池内紀訳の全集は買いました」(僕)
城 (カフカ小説全集)

城 (カフカ小説全集)

ドン・キホーテ西遊記の新訳が岩波文庫から出て、それぞれ六巻と十巻だけれど、これは面白い。梅田さんのシリコンバレーの蔵書に加えたほうがいいよ」(友人)
なんてけしかけられて16冊注文。何だか最近、本を買うことに明らかな中毒症状が出ているなと自分でも思うが、確かにパラパラと読んでみると、読みやすくて楽しそう。
ドン・キホーテ〈前篇1〉 (岩波文庫)

ドン・キホーテ〈前篇1〉 (岩波文庫)

西遊記〈1〉 (岩波文庫)

西遊記〈1〉 (岩波文庫)

一生かけても読めそうもない量の本に囲まれつつある。困ったものである。