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そろそろ今年を諦めたチームが、中長期的なチーム再建に乗り出すためのトレードが活発化してきた。
「Garcia to the White Sox」
http://www.hardballtimes.com/main/article/garcia-to-the-white-sox/
は、シアトルとシカゴ・ホワイトソックスとの間のトレードについてのAaron Gleemanの分析。
また、「The Beltran Three-Way」
http://www.hardballtimes.com/main/article/the-beltran-three-way/
も、同じくAaron Gleemanによる、ベルトランをめぐる、ロイヤルズとアストロズとオークランドの三角トレードについての分析。前者ではシアトルが得をして、後者ではオークランドが得をしたというのが、Aaronの見立て。
また、アリゾナのランディ・ジョンソンがトレードに出されるという噂も出ている。「Around the Majors: Randy Johnson rumors」
http://www.hardballtimes.com/main/article/around-the-majors-randy-johnson-rumors/
Yankeesが先発投手を取ろうとしているのでYankeesの可能性もあるし、アナハイムも触手を伸ばしているらしい。「Around the Majors: 4000 SO for Randy Johnson」
http://www.hardballtimes.com/main/article/around-the-majors-4000-so-for-randy-johnson/
によれば、YankkesのAAA試合に以下のチームのスカウトが集まっているとのこと。

The Yankees recently moved C Dioner Navarro and 2B Robinson Cano to AAA and scouts from the Diamondbacks, Pirates, A's, Indians, Reds, Redsox, Phillies and BlueJays showed up for their AAA debuts on Monday.

アリゾナ、ピッツバーグ、オークランド、クリーブランド、シンシナチ、ボストン、フィラデルフィア、トロント。これらいずれかのチームの主力選手とYankeesのプロスペクト(将来有望選手)とのトレードが7月末までに発表されるのであろうか。
また、ピッツバーグのベンソンと、エンジェルズのラモン・オーティスに、メッツは関心を持っているようだ。メッツはまだ優勝戦線にギリギリ残っているから、トレードで今季に勝負を賭けるのかもしれないが、プロスペクトを出しすぎて長期的にダメージを受ける可能性もある。