昨日のブルージェイズ戦、ボンズは休養日でスタメンからはずれた。
http://sports.yahoo.com/mlb/boxscore?gid=240617126
8回裏、5対5の場面で、アルー監督は先頭打者として代打ボンズという切り札を送った。ラジオではピンチ・ウォーク狙いと表現。狙い通り、簡単にボールスリーになり、4球目はキャッチャーが立った。無死一塁。後続がバントヒット、タイムリーと続けて8回裏に3点。なるほど切り札ボンズはこう使うものか。そしてハージスがきっちりと9回を抑えて、S.F. Giantsは本拠地SBCパークで9連勝。35勝31敗に(しかしL.A.も勝ったので1.5ゲーム差は縮まらず)。
ところでハージスはよくやっている。サクラメント・ビー紙に、ハージスについてのこんな記事が出た。
「Giants' notes: Herges' statistics are misleading」
http://www.sacbee.com/content/sports/story/9682033p-10605143c.html
防御率が5.18とひどいが、この数字はミスリーディングという記事。
「That explains his solid 2.29 ERA in 20 save situations (he has blown three), and he leads the league in "tough saves" (earned after entering with the tying run on base). In non-save situations, his ERA balloons to 9.45.」
タフ・セーブ状況というのは、同点のランナーを背負っている場合で、タフ・セーブ状況の成果についてはリーグ1。これはGiantsのブルペンがギリギリでやっている証座だろう。
あと、最近やたらにラジオで話題になっているのは、ロイヤルズのベルトランをトレード・デッドラインまでに獲得すべきか否かという話だ。
http://sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/news/archive/2004/06/16/sports1957EDT0440.DTL
今オフでFAとなる大物、Carlos Beltran。8-9-10月だけのために、有望若手を3人くらい出さなくちゃいけないだから、絶対にやめたほうがいい。外野手は要らない。今頃ベルトランに行くくらいなら、去年のオフにゲレロを真剣に取りに行くべきだったという議論である。
休んでいるネンに支払っている$9milが来年は浮いてくるけれど、そのカネは上手に使ってもらいたいもの。