目からうろこが何枚も落ちたオープンソースの“人間的本質”
フォーサイト誌2月号「シリコンバレーからの手紙」(138)に書いた「目からうろこが何枚も落ちたオープンソースの“人間的本質”」が、ネット上にアップされました。僕が、まつもとゆきひろ氏との対話から学んだことのエッセンスをまとめた文章です。
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私は、昨年十一月と今年一月の二回、ネット上(ITpro)の対談企画でまつもとと深く語り合う機会を得た。オープンソース世界についてのまつもとの暗黙知を何とか引き出すべく全力を尽くしたが、私にとってそれはじつに貴重な時間であった。
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そして、利他的な気質とか奉仕の精神がオープンソースの本質なのではないと彼は断じた。本質は、あくまでも利己的な理由に基づく自発性なのだと。
なるほどリーダーはそうなのかもしれない。リーダーは達成目標を持ち、その実現に向けての強い意志を有するからだ。
「でもその周囲に集まってきて、プロジェクトに貢献する人々の動機はいったい何か」
私はまつもとに問うた。まつもとからは、私が一度も考えたことのない答えが返ってきた。
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全文は、新潮社「フォーサイト」誌サイトでお読みください。