アジア国際学生将棋交流企画/AISEP(Asian Intercultural Shogi Exchange Program)

若手棋士のブログで盛んに紹介されているので企画を眺めてみた。

北京・香港(以上中国)・光州(韓国)・シンガポールから、将棋・シャンチーチャンギに高い関心があり見識ある学生9名を日本へ招待し、日本国内の大学生および東京大学生スタッフによる交流企画

とのこと。8月17日から21日まで。なかなか面白そう。交流企画の最後で、一般参加可能な「アジア学生将棋フォーラム(8月21日)」があるらしい。東京にいたら見に行きたいところ。
学生が主体となって企画されるこうしたイベントについてたまに相談されることがあるのだが、僕がいつも思うのは、何でもいいから「狂気」を見せてほしい、ということに尽きる。
コンテンツや娯楽がこれでもかと溢れる昨今、英語圏YouTubeオリジナル映像なんか見ていても感じるのは、「突き抜け感」のようなものがないと、人の心に何かを残さないということだ。それがないと、次につながらない。「突き抜け感」は、見ていて思わず笑い出してしまうほどの徹底的な没頭や、細部へのこだわり、時間的蕩尽の跡、そういう「狂気」があって始めて顕れてくる。そんな「狂気」が、この企画から見られるといいんだけどと思う。ブログや映像の公開もあるらしい。ネット空間から何が見えるか、楽しみにしています。