今日の短編(15) レイモンド・カーヴァー「愛について語るときに我々の語ること」

構想に一年ほど時間をかけ、この三ヶ月はそれだけに集中して没頭していた大きな仕事が終わった。あとは微調整だけだ。なんか終わったら世界の色が違って見える。ずっと頭の中が泥の海を這いずり回っていたからだろう。
この「短編小説」というカテゴリーは、短編小説なら毎日一編ずつ読めるだろうという思いつきから始めてはみたものの長続きしない(始めるのはいつも夏だ)が、今日からはいつまで続くだろう。
レイモンド・カーヴァー「愛について語るときに我々の語ること(What We Talk about When We Talk about Love.)」。
四人の男女(三十代から四十代)が台所でジントニックを飲みながら、それぞれの愛について語る。名優を集めたこの芝居を小劇場で見たら素晴らしそう。

愛について語るときに我々の語ること (村上春樹翻訳ライブラリー)

愛について語るときに我々の語ること (村上春樹翻訳ライブラリー)