「フューチャリスト宣言」(梅田望夫 ・茂木健一郎共著)
たまたま日付は4月1日だけどエイプリルフールではありません。
五月連休明けに茂木健一郎氏との共著「フューチャリスト宣言」が発売されます(アマゾン、紀伊国屋BookWeb等で予約販売中)。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4480063617.html
2007年5月7日発売!
インターネットによってすべての人に学ぶ可能性がひらかれ、ブログが名刺になり、ネットでの評判がパワーとなる。過去に何をなしたかではなく、いま何ができるかだけが勝負の「新しい世界」の到来。日本社会との齟齬はないのか? 談合型エスタブリッシュメント社会をぶち壊し、新世界の側・ネットの側に賭けよう。未来創造の意志をもって疾走しよう。フューチャリストの二人が、ウェブのインパクトと無限の可能性を語り倒す。【目次】
はじめに(茂木健一郎)
第1章 黒船がやってきた!
第2章 クオリアとグーグル
第3章 フューチャリスト同盟だ!
第4章 ネットの側に賭ける
梅田望夫特別授業「もうひとつの地球」
茂木健一郎特別授業「脳と仕事力」
おわりに――フューチャリストとは何か(梅田望夫)
茂木との対談は、2006年7月25日(@ソニーコンピュータサイエンス研究所)、2006年11月15日(@山の上ホテル)、2007年1月19日(@(株)はてな)で三回に分け、のべ十数時間にわたって行われた。
お会いするたびに新しいインスピレーションが湧く素晴らしい時間だった。
対話を繰り返す中で茂木さんと僕は、「この本は、細部をつついて批判するのがバカバカしいような明るい本となる」と予感し、そういう本にしたいと思った。
そしてこの対話を通して「フューチャリストへの強い志向性」という共通の志向性に気づき、その意味を広く伝えたいと思い、本書の題を「フューチャリスト宣言」とした。
また本書には、僕が中学校で、茂木さんが大学でそれぞれ行った講演内容も収録することにした。
対談が行われた日の茂木さんの日記は次の通り。
「魂の交わりと孤独をどちらも」
「10ドルになります」
「今は明治。」
第三回(対談の最終回)は、はてなの会議室でやったこともあって、なんか二人とも自由な気分になって対話が疾走してとても楽しかった。「今は明治。」の文中に、
「茂木さんとの対談は、どんな感じで
進んでいるか、と聞かれたので、
『ウェブ人間論』での私と
平野啓一郎さんの役割が
入れ替わって、私が平野さんになり、
茂木さんが私の役をやっている、
というくらい茂木さんが暴走している、
と申し上げたのですよ。」
「ひええ、そうですか」
かくなる私は実はかなり過激な
ウェブ革命論者なのである。
とある。たくさんの著書がある茂木さんだが、「ウェブ革命論者」・茂木健一郎の「革命的ウェブ論」は、この本でしか読めないと思う。
発売をどうぞお楽しみに。まもなく筑摩書房のサイトに特別ページができ、あれこれと立ち読みできるコンテンツがアップされると思うので、都度、お知らせします。
- 作者: 梅田望夫,茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/05/08
- メディア: 新書
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