スピードとパワーの源泉「情報共有」という組織原理

フォーサイト誌7月号「シリコンバレーからの手紙」(106)に書いた「スピードとパワーの源泉「情報共有」という組織原理」
http://www.shinchosha.co.jp/foresight/web_kikaku/u106.html
今日、ネット上にアップされました。

情報を共有することによって生まれるスピードとパワーについて、私たちはもっと真剣に考える必要がある。そう強く思うようになったのは、私が(株)はてなに参画し、インターネットを駆使する若い世代の全く新しい仕事の仕方を経験してからだ。むろん従来型大組織だってインターネットを活用している。莫大なコストをかけたグループウェアが社内システムとして動き、誰もが電子メールを利用する。では最大の違いは何か。
私が、はてなで仕事を始めてまず不思議に思ったのは、・・・・

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さて、この文章の中には書ききれなかったことだが、「情報共有」を大組織全体でやることの意義とその裏にある怖さは、個々人の実力や仕事ぶりが、発信される情報を通して、どんどんガラス張りになっていくことである。そしてそれによって、情報が淘汰され、ひいては人が淘汰されていくプロセスにつながっていくことなのである。