機内での読書

飛行機に乗る前日は、手荷物で持ち込む4-5冊の文庫本を選ぶ作業が楽しい。
離陸してほっと一息ついたときの気分に任せ、読む本の選択肢がほしいので、せいぜい機内では1冊半くらいしか読めないのに、心の中でプライオリティをつけつつ必ず4-5冊持っていく(前回は例外的に「半島を出よ」単行本)。今回は、プライオリティの高い順に、次の5冊にすることにした。

安土往還記 (新潮文庫)

安土往還記 (新潮文庫)

イメージを読む (ちくま学芸文庫)

イメージを読む (ちくま学芸文庫)

彷徨える帝〈上〉 (角川文庫)

彷徨える帝〈上〉 (角川文庫)

彷徨える帝(下) (角川文庫)

彷徨える帝(下) (角川文庫)

雨に祈りを (角川文庫)

雨に祈りを (角川文庫)

信長をどう作家や歴史家が描くかということに昔からずっと興味を持っていていろいろ読んできたが、つい最近「信長燃ゆ」
信長燃ゆ(上) (新潮文庫) 信長燃ゆ(下) (新潮文庫)
を読んで、ああ「安土往還記」読んでなかったなぁと思い出した。
森有正との関連で辻邦生の「パリの手記」を古本屋で探して買って読んだとき、パリでこういう修業時代を過ごした人が初期作品としてどんなものを書くんだろうと、とても興味を持った。それで買っておいた文庫本のうちの一冊だ。
そしてこう書いてしまって、また迷い始める。やっぱり、いつ読みたくなるかわからない「近代絵画」
近代絵画 (新潮文庫 こ 6-5)

近代絵画 (新潮文庫 こ 6-5)

で、どれか一冊を差し替えようかなぁ。こうしていつも、出発ギリギリまで迷い続けることになるのだ。