積み上がった書類の山を整理して

自宅の机の横に積み上がった書類の山(FAX、ゲラ、原稿・・・)を整理する(大半は処分する)ことにして、その中身を読むに、この一年半は(本業以外に)よく働いたなとつくづく思った。だから疲れているのだな。「ウェブ進化論」(昨年二月刊)が売れたことで、さまざまなメディアで無数の取材を受け、新聞に連載なるものを三つほど引き受け(二つは終了済み)、前著が文庫化され、こんな機会でもなければお会いできない多くの方々と対談し、そのうちの二冊は本になった。はてなの米国法人を作り(近藤が引っ越してきた)、書き下ろしの次作にこの半年ほど没頭して取り組んだ(11月刊行予定)。それでもまだ果たせていない約束を全部終わらせるのにあと半年ほどかかるが、2008年春からは「モノを書く」ことに関する期間未定(最低18ヶ月)のサバティカル(長期休暇)に入る決心をした。あと半年ベストを尽くせば、現時点で僕ができることやるべきことはすべて終えられる。いま持っている連載は全部そこで終了。「モノを書く」新しい仕事はもう引き受けず、本も来年春までに仕込むもののみ。このブログをどうするかは思案中。
本業(MUSE, Pacifica Fund)とはてなの仕事は、まだまだ休暇なんか取れる状態ではないので、「モノを書く」仕事のほうを先に一段落させて、とにかくひとまずこの怒涛の日々にいったん区切りをつける。「あと半年」と期間を区切ると、新たなエネルギーが少し湧いてくる。