知的生産のプロとしての「サバティカル」の決意

フォーサイト誌12月号「シリコンバレーからの手紙」(124)に書いた「知的生産のプロとしての「サバティカル」の決意」
http://www.shinchosha.co.jp/foresight/web_kikaku/u124.html
が、ネット上にアップされました。

年の瀬が近くなるといつも、さて「これから」どうしようかなと思う。
「これから」には「明日」のことも「来年」のことも「次の十年」のことも「もっと先」のことも含まれる。ただ例年は「思う」だけで、別に何か大切なことを決めるには至らないのだが、この暮れには重要な決心をした。ここで宣言しておこう。
「五年以内に十二カ月から十八カ月の『サバティカル』を絶対にとる」
サバティカル」とは「研究のための長期休暇」の意味で、米国の大学などでは、七年に一度など定期的に、教育義務から解放された有給休暇が得られる制度がある。私は組織に属していないので、サバティカル有給休暇を申請する決心をしたという意味ではない。すべての仕事を断わったり中断したりすることで(むろんその間はほぼ無収入になる)、十二カ月から十八カ月の自由な時間を作ろうと決意したということである。サバティカル期間に何をするかは、そのときに何をしたいかで決める。そしてそのあとのことは、サバティカル期間中に何を考えたかによって決めようと思う。
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