「嗤う日本の「ナショナリズム」」(北田暁大)って、ナンシー関へのオマージュだったんだ!

遅まきながら「嗤う日本の「ナショナリズム」」を読了。

嗤う日本の「ナショナリズム」 (NHKブックス)

嗤う日本の「ナショナリズム」 (NHKブックス)

偏った情報ソースだったからなのだろうが「2ちゃんねる」絡みで紹介された本という印象が強かったため、知ってはいたが発売後すぐには読まなかったのだった。
読んでびっくり。この本は、ナンシー関へのオマージュではありませんか! そうと知ってれば、もっと早く読んだのに。
何を隠そう、僕もナンシー・関の大ファンである(彼女の本は全部揃えてある、それで何度も何度も繰り返して読み続けている)。大ファンというより、大尊敬していると言うべきだろう。
日本で起こり続けているしょうもない出来事を見るにつけ、彼女亡きあとの今も、「ナンシーに生きていてほしかったなぁ。ナンシーに●●●について書いてほしいなぁ。読みたいなぁ」と、妻と月に一度は話す。不世出の天才・ナンシー関の不在によってぽっかりとあいた穴を埋める人は、もう出ないのだろう。寂しいなぁ。あんまり寂しいから「すっとこ人名辞典」
ナンシー関のすっとこ人名辞典

ナンシー関のすっとこ人名辞典

でも眺めることにする。