昨日のLA戦での9回裏の悪夢で、ジャイアンツのシーズンは終わってしまった。
今年のジャイアンツは「勝っている試合」を落としすぎた。ブルペンが弱すぎた。
逆に言えばそれほど弱いチームなのによくここまで来たとも言える。
今オフはブルペン再構築が最優先事項だ。先発投手はシュミット、リター、ラウリー、ウィリアムズ、フォパート、ヘネシーと駒が揃うから、ブルペンに一流クローザーを含め新しく三人獲得することが急務だ。アナハイムのTroy Percivalがオフにフリー・エージェントになる。ぜひほしいが、ジャイアンツと同じくあと一歩のところでプレイオフ進出を逸したシカゴ・カブスも触手を伸ばしてくるはずだ。
あとはフェリス・スノー・アルフォンゾの3人でファーストとサードを回していくという現体制は見直したほうがいい。オフに、ペドロ・フェリスにショートの練習をさせ、年間レギュラーで固定すれば、30本100打点の3番打者か5番打者が誕生する。
キャッチャーをA.J. Pierzynskiのままいくかどうかは悩ましいところ。結果論からいえば、ジョー・ネイサン(ミネソタのクローザーとして大活躍した)を出してA.J. Pierzynskiを獲得したトレードがジャイアンツ・フロントの大失策だった。ただ若いトレアルバでいけるかと言えば、トレアルバは今年も結果を出せなかったわけで悩ましい。
さて気持ちを切り替えて、10月中はポストシーズンに集中しよう。ジャイアンツの来年については11月から考え始めることにしよう。
ボストン・レッドソックス対ニューヨーク・ヤンキーズALCSアトランタ・ブレーブスセントルイス・カージナルスNLCSとなるように、この4チームのディビジョン・シリーズに声援を送ることにしたい。