フォント選び

一歩上いく英文履歴書の書き方、使い方 第4回 履歴書のフォント選びは難しい

履歴書のような文章主体のドキュメント向けの欧文フォントには、大きく分けて2種類の書体が用いられます。1つはセリフ(Serif)体、もう1つはサンセリフ(Sans Serif)体です。これらはそれぞれ和文フォントの明朝体とゴシック体に相当するもので、前者の代表的なものにはTimes New RomanやCenturyが、後者の代表的なものにはHelvetica、Arial、Universeがあります。

Centuryで書かれた英文は、欧米人がよく利用するTimes New Romanなどと比べて、洗練されていない印象を与えるうえに、文字をボールドやイタリックにした場合の効果もあまりきれいには出ません。もし、Centuryを使用して英文履歴書を書いているのであれば、Times New Romanに変えた方がよいでしょう。

さて、欧米のビジネス文書によく使われるのはTimes New Romanです。これは1930年代にロンドンの新聞「Times」のために作られた活字体ですが、その後一般に発売され世界的に広がったために、現在では歴史や文化を気にしなくてもまず大丈夫です。サンセリフではArialとHelveticaがよく使用されます。 ArialはHelveticaのクローンフォント(つまりは「ソックリさん」)ですが、一般の文書ではHelveticaよりArialの方がよく使用され、ほとんどの欧米人は何も気にせずArialを使っています。

http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20041222#rk2

基本は、クーリエ。タイプライターですよ。
タイプトしたレターはレターなんだからserif。パラグラフもレター式。
レポートはビジネスではsan-serifが多く、パラグラフはブロック式。

munaguruma
『ビジネス文書は最近はTimes New Romanが多いのでやっぱりその辺が無難じゃないかと。これもWordの影響でしょうね。ラザーゲートのフォントもTimes New Romanでしたよね。私は論文や手紙などでは読みやすいPalatinoやBook Antiqua を使っていますが。Courierは私の大学院時代の先生が使っていましたね。それもボールドで。でもそれも何かこだわりを感じてよかったです。まあ、スクリーンで読むフォントとなるとまた別の問題になるわけですが。』