刑事コロンボ コンプリートDVD-BOX

「1話あたり500円くらいの計算になるのでお得ですよ」みたいな話をどこかで読んで、酔った勢いで注文した「刑事コロンボ コンプリートDVD-BOX」。

今年はS.F.ジャイアンツが不甲斐ないこともあって、ここのところ1日に1話ずつ見ているが、製作から30数年たった今見ても相変わらず面白い。科学捜査の進歩に慣れた目からはちょっと違和感を持つこともあるが、全体としてやっぱりよくできている。1970年代に圧倒的人気をほしいままにした理由がよくわかる。シリーズ化第一作の監督が、若き日のスピルバーグだなんてぜんぜん知らなかった。
アメリカに今住んでいる者の感想としては、1970年代アメリカのシーンを見て、今とあまりにも変わっていないものが多くて興味深かった。コロンボものは、犯人が豪邸に住んで別荘も持っていることが多いけれど、アメリカの豪邸や別荘ってのは、たたずまいも内部も、ほとんど30年前から変わっていない。またスーパーマーケットの中も、これは驚くほど何も変わっていない。昨日見た作品の中に出てきたスーパーのシーンなんて、今の「Safeway」をそのままロケしたのかと錯覚したほどだ。置いてあるものも陳列の仕方もほとんど同じ。アメリカという国では、ある種のものは、あるときから何も進化しなくなるのだ。