Entries from 2007-05-01 to 1 month

「注目のキーワード」のページ

地味なアップグレードですが、はてな「注目のキーワード」のページが、ちょっと楽しくなりました。

本を読み、声を上げて笑う

ナンシー関の「記憶スケッチアカデミー」の第二巻が角川文庫から出ているのを書店で見つけて買ってきた。一人で本を読みながら、声を上げてゲラゲラ笑ってしまうことなんてめったにないけど、記憶スケッチ・アカデミーを読むと、なぜかそうなる。記憶スケッ…

ケータイ小説

「中央公論」の「時評」欄を担当しはじめて半年が過ぎた。今回が七回目。 次号テーマは「ケータイ小説」ブームで書いてほしいとのリクエスト。 でも在米ゆえ「ケータイ小説」のサイトなんて一度ものぞいたこともないし、書籍化された「ケータイ小説」のベス…

記者会見

昨日、日曜夕方なのに、そこしか僕と茂木さんのスケジュールがあわず、「フューチャリスト宣言」の記者会見なるものをした。 茂木さんのブログ「鈴が坂道を転がるように」をご参照。 梅田望夫さんと、記者会見した。 帝国ホテルの横で、 『フューチャリスト…

テレビをつけずに日々が過ぎていく

僕はもともとテレビ好きだった。1992年に初めてサンフランシスコに一年住んだときなど、出張で少しだけ東京に戻ったときはホテルでテレビをよく見た。1994年にシリコンバレーに引っ越して以来、年に五回以上日米を往復をする生活をしているけれど、わりと最…

スランプ脱出

関係各所でご心配いただきすみませんでした。

「フューチャリスト宣言」へのたくさんの感想に感謝

相変わらずネット上に書かれた感想は、mixiまで含め全部読んでいる。面白い。 「ウェブ進化論」が出たのが2006年2月だが、それから15ヶ月。人々のネット経験、Web 2.0経験の蓄積ゆえだろうか、当時「当たり前でなかった」ことを多くの人が自ら経験することに…

家日和(奥田英朗著)

おかしくて切ない、〈在宅〉小説誕生! というコピーで、家に居ることが好き、つまり〈在宅〉好きの僕は思わず注文。本が届いてすぐ一気にこの六篇の〈在宅〉短篇小説を読んだ。 中でも「ここが青山」「家においでよ」の二篇がとても印象に残った。 夫の会社…

スランプ

スランプというのはどうしても周期的にやってくる。 突然「ああ、来たな」という嫌な予感とともに。 なぜスランプになったかも、来たときにはだいたいわかっているが、避けようがない。来たら、しばらくは付き合わなくちゃいけない。 もう「慣れっこ」ではあ…

「1976年のアントニオ猪木」(柳澤健著)

本当に面白くて一気に読んだ。著者は1960年生まれ。僕と同年の生まれ。「1976年の猪木」に、高校生のとき、著者もきっと僕と同じように熱狂していたのだろう。 僕はプロレスや格闘技を見るのが好きだが、マニアというほどではない。プロレスについて何かを語…

増刷のお知らせ

茂木さんのところでアナウンスしていたので、こちらでも。 『フューチャリスト宣言』 (ちくま新書)は増刷(初刷40000部、 2刷35000部、計75000部) が決定しました。 ご愛読に感謝いたします。 全国の書店での出足が良いようで有難い限り…

「フューチャリスト宣言」いよいよ発売です

首都圏の大型書店には8日から、全国の書店には9日に並びます。 弾さんが「8日の午前0時過ぎ」にきっと書評をアップされるだろうな(理由は後述)と想像していたら、まったくその通りで、ありがとうございました。 書評 - フューチャリスト宣言 献本の添え状よ…

「最新戦法の話」(勝又清和著 浅川書房)

この本は名著である。 現代将棋を鑑賞するうえでの必読書ではないかと思う。それほど将棋が強くない人でも十分に楽しめる。九章立てで、一手損角換わり、矢倉、後手藤井システム、先手藤井システム、ゴキゲン中飛車、相振り飛車、石田流、コーヤン流、8五飛…