Entries from 2004-06-01 to 1 month

メジャーリーグのチーム別に、複数年契約をコミットしている選手への年俸額が将来にわたってどれだけ残っているかのリストが、USA Todayのサイトにまとめられている。「Guaranteed future MLB salaries」 http://www.usatoday.com/sports/baseball/salaries/…

Sweep! シリーズ全勝を目指す最後の試合では、観客がホウキを持ってくる。勝ったので、それでSweep! ジャイアンツはこの10試合で9勝1敗。 今夜はインターリーグで対オークランド。Jason Schmidt対Barry Zitoのスーパー・エース対決。 http://sports.yahoo.co…

S.F. Giantsがついにナリーグ西地区首位に躍進。ボストン戦を2勝1敗、直接対決のLA戦の1-2戦を連勝。39勝32敗。5月17日からは、24勝11敗で勝率685。5月後半からのチーム力ならば、本当にワールドシリーズも夢ではなくなった。4月末から5月初旬にかけては、今…

ニューヨーク・タイムズ「Baseball Stats Say: Let Barry Bonds Hit」 http://www.nytimes.com/2004/06/19/arts/19BOND.html ボンズ敬遠四球は愚策で、ボンズに対しては勝負したほうが統計的によい、という研究結果。 The results, he said, make it clear t…

金曜から日曜までの対ボストン3連戦。1勝1敗で何とか一息つく。しかし、1戦目、2戦目ともに、ジャイアンツの守備、特にボンズの守備の乱れが目立った。1戦目は7-2という大きなリードをしたものの、守備の乱れが原因で逆転負け。2戦目も、4-0のリードを守りき…

昨日のブルージェイズ戦、ボンズは休養日でスタメンからはずれた。 http://sports.yahoo.com/mlb/boxscore?gid=240617126 8回裏、5対5の場面で、アルー監督は先頭打者として代打ボンズという切り札を送った。ラジオではピンチ・ウォーク狙いと表現。狙い通り…

SBC Parkまで応援に行った甲斐あり。S.F. Giants完勝で、ナリーグ西地区2位浮上(L.Aも勝ったため、首位とのゲーム差は1.5と変わらない)。 http://sports.yahoo.com/mlb/boxscore?gid=240616126 7時15分試合開始なので、昨日は5時40分に車で自宅を出た。101で…

6月3日の「An Optimistic Prediction」 http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20040603 の期限、6月17日まであと2試合。件のOptimistic Predictionとは、 「「An Optimistic Prediction」 http://thenewgiantthrill.blogspot.com/2004_05_01_thenewgiantthrill…

5月31日から続いていたS.F. Giantsのロードゲーム14連戦が、ボルチモア3連戦で終了。7勝7敗で何とか乗り切った。アリゾナ、コロラド、タンパベイ、ボルチモアと転戦して、なおかつ間に一日も休みがないというのはかなり厳しいスケジュール。ちょうどこのロー…

「The Boys of Moneyball, Again」 http://www.hardballtimes.com/main/article/the-boys-of-moneyball-again/ Moneyball流ドラフトでオークランドに入団した選手たちの、マイナーリーグでの現在までの成績を追いかけたもの。 マイケル・ルイスは1月のインタ…

The Manager Scorecard http://www.hardballtimes.com/main/article/manager-scorecard/ が監督評価の考え方について書いていて面白い。 まず監督評価は、Pre-game decisionsとIn-game decisionsの二つに分類できる。 「Pre-game decisions, such as roster …

新刊「米長邦雄の本」を読む。 僕にとっての米長邦雄といえば、まずは「人間における勝負の研究」であった。昭和57年、彼が39歳のときの著書である。 「「将棋で言うと、最善手ではないけれども、指してもよい手ならOK、すなわちどれにしようか、ということ…

Baseball Musings http://www.baseballmusings.com/archives/006887.php 「As everyone watches Barry Bonds strive to reach Ruth and Aaron, he fast approaching another record. Barry pinch-hit and drew a walk today, the 2150th of his career. He's…

「名人戦第5局、羽生善治名人が2勝目」 http://d.hatena.ne.jp/mozuyama/20040604#P20040604MEIJIN 「昨日から今日にかけて行われた名人戦七番勝負第5局▲羽生善治名人 対△森内俊之竜王の対局は、145手で先手の勝ちでした。終局時刻は11時18分。記録的な遅さ…

サンフランシスコ・ジャイアンツは10連勝のあと、アリゾナに嫌な感じの連敗で、勝率はちょうど5割。26勝26敗である。今のところそれでも、パドレスとドジャーズを2.5ゲーム差で追っている。 「An Optimistic Prediction」 http://thenewgiantthrill.blogspot…

メジャーリーグは4月から9月まで162試合の長丁場。6月に入り、だいたい全体の3分の1が経過したことになる。162試合の3分の1である54試合にはたどりついていないチームも多いのは、4月のスタートが今年は少し遅かったのと、雨天中止などがあるからだ。 まずは…

五番勝負 第3局 先▲羽生善治 名人 △深浦康市 選手権者 http://www.asahi.com/shougi/open22/5ban3/index.html 「「横歩取り3連戦」となって控室も沸いた。アマチュアにはまねのむずかしい定跡なので、食わず嫌いの人も多い。「個性が見られない」とか「対…

高橋和「目を見張る進歩」 http://hobby.nikkei.co.jp/shogi/yamato/ 「コンピューター将棋は近年、目覚しい進歩を遂げている。毎年のように全体のレベルが底上げされ、現在ではアマチュア4段の実力とまで言われるようになった。(略) このペースでいくと数…

将棋世界2004年5月号「棋士たちの真情・森下卓九段」 「二十七歳から三十五歳までは将棋に集中しなければならないと思ってもどうしても出来なかった。(略) ただ心境や環境の変化があって、将棋がおろそかになっていた時期が長かったのは残念です。世紀末でも…

勝手に将棋トピックス http://d.hatena.ne.jp/mozuyama/20040507 「本日行われた朝日オープン選手権第4局▲深浦康市朝日オープン選手権者 対△羽生善治名人の対局は、123手で先手の勝ちでした。」 「先手の快勝譜かと思ったのですが、何と106手目で△8七歩では…

若島正「乱視読者の帰還」より 「「純粋なるもの」は、羽生名人を筆頭にして、現在の将棋界を支える若き俊英たちの将棋に賭ける思いを、プロ八段の島朗がニュージャーナリズムの手法を用いて活写した。図面も棋譜もまったく出てこない将棋本である。そこには…

王座戦観戦記by河口俊彦(先崎・青野戦第一譜、日経米州国際版5月8日付) 「今はほとんどの棋士が対局に専念している。昔は稽古も重要な仕事だったが、時世が変り、稽古がすくなくなってしまった。 ある若手棋士が「将棋界でいちばん偉いのは、外部から仕事を…

深浦康市八段インタビュー(日経)より http://hobby.nikkei.co.jp/shogi/kaiken/ 「現在の将棋界では確かに、事前の研究がかなりのウエートを占めています。戦型によっては、事前の研究で100%近く勝負が決まってしまうことも事実です。ただ、そればっかりで…

第22回朝日オープン将棋選手権 観戦記 準決勝第2局【第2譜】(27〜42手) 先▲羽生善治 名人 △郷田真隆 九段 http://www.asahi.com/shougi/open22/semifinal02/02.html 「解説の島朗八段は、「調子自体は悪くないと思う。ただ、最近の少しひねくれた…

将棋世界4月号「現代に生きる大山振り飛車」より 「大山が初めてこの手(棒銀対策の決定版とも言われる4二金)を指したのは、昭和46年の対中原戦だ。それが、プロ棋士の間ではっきり有力な作戦だと認識されたのは平成5年前後のことだという。(略) 大山は死ぬま…

島朗「王座戦観戦記3/25分」より 「鎧=実力以外にも相手に対局中不安感を与える神器、と彼は定義している。盤上技術と同じくらい、長くプロの世界で生きていくには不可欠の要素だ。実力が伸びているにもかかわらず結果が出せない現象は、棋界では頻出する。…

初手スペシャル(「勝手に将棋トピックス」より知る) http://www.kansai-shogi.com/webmagazine/2-2.htm 「可能な指し手の選択肢は30」 (1)▲7六歩と(2)▲2六歩以外の手としては、(3)▲5六歩、(4)▲9六歩、(5)▲1六歩、(6)▲3六歩、(7)▲6六歩、(8)▲8六歩、(…

将棋年鑑序盤四手チャート http://member.nifty.ne.jp/tanwww/chart.html 平成14年度【圧縮版】手順違い同一局面となるものを合算、一部手順を三手目の数字で統一、対局数の少ない一部手順を省略。 76歩34歩からは5パターン。(対局シェア52.6%) 76歩34歩26歩…

王座戦・川上猛対松本佳介戦(島朗観戦記) 「最近の対局で珍しくないのは、午前中に形勢が傾く、あるいは敗着が出る場合があること。後から考えると形勢を悪くした原因がさかのぼって研究されていくためだ。積極的な後手の4四銀に対して、松本の8八玉が「敗因…

王座戦・川上猛対松本佳介戦(島朗観戦記) 「自然を愛する松本は、数年前から東北と北関東の境に位置する、一人の城を別宅としている。最寄の駅は無人駅。(略) そしてひたすら自然の中で過ごす。将棋の研究をしたり、ゆっくりコーヒーをサイフォンでいれたり…